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【AIエージェント比較】Claude Codeの課金で悶絶し、Antigravity(Gemini)に乗り換えて分かった「価格と重さ」のリアルなジレンマ

【AIエージェント比較】Claude Codeの課金で悶絶し、Antigravity(Gemini)に乗り換えて分かった「価格と重さ」のリアルなジレンマ


当ブログではお馴染みのシステム開発・IT化ネタですが、今回は最近トレンドの「AIエージェント」を実務に投入してみたリアルな検証レビューです。

現在、当事務所で運用・管理するWebアプリやシステムがかなり増えてきており、これまで主流だった「Geminiチャットでコードを書いてもらい、Cloud Shellにコピペして検証する」という手動スタイルでは、日々の改修やアップデートが全く追いつかなくなってきました。

そこで、話題の自律型AIエージェントである「Claude Code(Anthropic)」と、Googleの「Antigravity(Gemini)」を実際のプロジェクトで使ってみました。

結果として、「使いやすさ」をとるか「コスト」をとるかの究極の選択を迫られ、最終的に「元のやり方に戻るしかないのか…?」という深いジレンマに陥ったので、その一部始終をシェアします。

📊 一目でわかる!Claude Code vs Antigravity 比較表

当事務所では「企業版Geminiスタンダードプラン」を契約しているため、最初はGoogleエコシステムとの親和性を期待していましたが、実際に使ってみると両者には驚くほどの両極端な特徴がありました。

比較項目

Claude Code (Anthropic)

Antigravity (Google / Gemini)

PCの動作

◎ 驚くほど軽い(ターミナル動作)

× 最悪レベルで重い(他作業は一切不可)

コスト(API料金)

× めちゃくちゃ高い(10倍以上の感覚)

◯ 爆安(※ただし翌日にならないと不明)

進捗のわかりやすさ

◎ 非常に優秀(Plan ➔ Execute)

△ 英語表記メインで現在地が謎

導入のしやすさ

◯ 比較的スムーズ

× API利用までの手順が非常に不親切

コミュニケーション

◎ 自然に対話できる

△ 質問がある時だけ唐突に日本語になる

1. 【Claude Code】感動の使いやすさ、しかし48ドルで無念の中断

最初に導入したのがAnthropicの「Claude Code」です。ターミナル(CLI)上で動き、こちらの指示に対して自律的にローカルファイルを書き換えてくれます。

◯ 感動したポイント:圧倒的な「軽さ」と「進捗のクリアさ」

CLIで動くため、PCの動作には全く影響せずサクサク動きます。また、「次はこのファイルを修正します」「テストを実行していいですか?」と、一歩一歩こちらにお伺いを立てながら進めてくれる(Plan ➔ Execute型)ため、プロジェクトが今どこまで進んでいるのかが非常に明快でした。

× 中断した理由:お財布がもたない(API料金の暴走)

しかし、作業の途中でAPIの請求額を見て愕然としました。気がつけばすでに「48ドル(約7,200円〜)」が溶けていたのです。

Claude Codeはスマートな分、裏で毎回大量のソースコード(コンテキスト)をまるごとAPIに送って思考するため、トークン消費がマッハです。「このまま完了まで走らせたら一体いくらになるんだ…」と恐怖を覚え、途中で強制終了しました。

2. 【Antigravity】驚異の安さ、しかしPCは完全に「機能停止」

Claude Codeを中断し、避難先として使い始めたのがGoogleのAI搭載IDE「Antigravity」です。ここからGemini 3.5 Flash(mid)に切り替えてプロジェクトを再開しました。

◯ 評価ポイント:圧倒的なコストパフォーマンス

Gemini 3.5 Flashなどの軽量・低価格モデルをフル活用できるため、300回以上のリクエストをガシガシ回しても料金は数十円〜数百円レベルで収まります。

(ただし、Google Cloudの仕様上、正確な料金が翌日にならないとお支払い画面に反映されないため、回している最中は少しドキドキしますが、これまでの実績から見てもClaudeより圧倒的に安いです)

× 現場からの不満:劣悪なユーザー体験とPCの超高負荷

コスト面は最強ですが、開発ツールとしての体験はかなり尖っています。

  1. 初期設定が分かりづらすぎる

    APIを使って動かせるようになるまでの手順がとにかく不親切で、最初の導線で心が折れそうになります。

  2. 進捗状況がブラックボックス

    進捗のログが英語でダラダラと流れるため、今何をやっているのかが直感的にわかりづらいです。

  3. 唐突な日本語の質問

    英語で勝手に作業を進めているかと思えば、人間に確認したいエラーなどが出た時だけ、突然チャット欄に日本語で質問が飛んできます。 正直、「急に何!?」という唐突感がすごいです。

  4. PCが重すぎて、他の業務は「100%不可」

    これが最大のネックです。裏でAntigravityがエージェントをブン回している間、PCのメモリとCPUを限界まで食いつぶします。並行して税務・会計業務を行うことは物理的に不可能です。PCが完全に占有されるため、この作業を走らせる時は他の仕事を諦めるか、完全にPCを放置するしかありません。

💔 結論:結局、あの「手動コピペ」に戻さざるを得ないのか…?

「軽くてスマートだけど、破産するほど高いClaude Code」と、「爆安だけど、PCが完全にフリーズ状態になって仕事にならないAntigravity」。

話題のAIエージェントの力を借りて開発を大加速させようと試みましたが、現在のツールの完成度とコスト感だと、結局は以前の『AIチャットで相談 ➔ 開発環境(Cloud Shellなど)へ自分でコピペして手動検証 ➔ 駄目なら再度AIに相談』という、古典的な開発手法に戻さざるを得ないのではないか、というのが現時点での正直な感想です。

AIエージェントは非常に強力ですが、実務で100%頼るには「莫大なAPI代」か「ローカルPCの動作環境」のどちらかを大胆に生贄に捧げる必要があり、個人や小規模事務所での運用にはまだ一工夫も二工夫も必要だと痛感しました。

💬 皆さんの感想やアドバイスを募集中です!

AIエージェントを実際の開発プロジェクトで使い始めたことのある皆さんは、どのような感じでしたか?

「このモデルの組み合わせなら安くて軽いよ!」「こういう設定で進捗が分かりやすくなる!」といった感想やアドバイスがあれば、ぜひコメント欄で教えていただけると嬉しいです!

当事務所では、自社システムの開発や効率化で培った「泥臭いAI活用ノウハウ」を蓄積しています。座間市・大和市周辺で、システムの保守やDX推進にお困りの中小企業様がいらっしゃいましたら、ぜひ株式会社オハラ・マネジメント・システムズまでお気軽にご相談ください!